テックワンネクストシリーズ
TN-multi ティーエヌマルチ
柱交換用途 中柱仕様
寸法図
特徴
Point 1:柱を交換する際に簡単に交換が可能
ワンスリット形状なので在来工法仕口(ホゾ)や金物工法仕口(パイプ金物)と違い、柱を横から抜き差しすることができます。
Point 2:TMR-Sの加工はHDP-10の梁側と一緒
横架材側の加工は、HDP-10の横架材側の加工と同一です。
仕様
用途 | 建築後に柱を交換したい箇所の柱頭柱脚部に使用します。 |
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サイズ |
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材質 | JIS G 3101 SS400 |
表面処理 | TMA-09・90°:ノンクロムラスパート処理 TMP-90:粉体塗装(黒) ※特注カラーについては、別途ご相談ください。 TMP-S:カチオン電着塗装 |
付属部品 | M12ボルトL30:1本 仮止め用ビス(TSK-30):2本 |
梱包 | 1個/箱 |
金物組立図
施工方法
- 「TMA-09・90°」と「TMR-S」を組み立てた金物を横架材に差し込みドリフトピンを打ち込みます。
- 柱脚側の場合、「TMP-90」を組み立てた金物に合わせて横架材に敷きます。
- 柱頭側の場合、「TMP-90」を組み立てた金物に合わせて横架材に当て「TMP-90」が落下しないように同梱の仮止め用ビスで固定します。
- 組み立てた金物に柱を差し込みドリフトピンを打ち込みます。
納まり図
柱交換用途 独立柱脚仕様
寸法図
特徴
Point 1:M12アンカーボルトで施工
アンカーボルトM12を使用し、アンカーボルト用のルーズホール穴は±6mmまで対応できます。
Point 2:Deco-tubeとの併用が可能
Deco-tubeと互換性がありますので「Deco-tube:TMB用」をご使用いただけます。
仕様
用途 | 建築後に独立柱を交換したい箇所の柱脚部に使用します。 |
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サイズ |
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材質 | JIS G 3101 SS400 |
表面処理 | ノンクロムラスパート処理 |
付属部品 | M12ボルトL30:1本 M12パクトナット:1個 M12ワッシャー:1枚 M12用偏心座金:1枚 |
梱包 | 1個/箱 |
金物組立図
施工方法
- 「TMA-09・90°」と「TMB-90」と「TMC-90」を組み立てた金物のアンカーボルト穴にM12アンカーボルトを通して基礎に置きます。
※位置決めしやすいようにベースプレートにくぼみを設けてありますのでご活用ください。
※アンカーボルト穴は±6mmのルーズ穴となっています。 - 「M12用偏芯座金」「M12ワッシャー」の順にアンカーボルトに通します。
- 「M12ナット」を用いてアンカーボルトに留め付けます。
- 組み立てた金物に柱を差し込みドリフトピンを打ち込みます。
納まり図
Deco-tube:TMB用(別売り)併用について
施工方法
- 金物組立図で紹介した手順で、独立柱脚仕様の金物を組み立てます。
- 「Deco-tube:TMB用」のベースプレートを敷いた後に組み立てた独立柱脚仕様を置き、「M12用偏心座金」「M12ワッシャー」をM12アンカーボルトに通した後に「M12ナット」を用いてアンカーボルトに留め付けます。
※アンカーボルトの出量は基礎天端から40~60mmとしてください。 - 「Deco-tube:TMB用」の本体を、組み立てた独立柱脚仕様の上部から挿入し、ベースプレートの凸部と嵌合させます。
- 組み立てた金物に柱を差し込みドリフトピンを打ち込みます。
納まり図
リフォーム用途
寸法図
特徴
Point 1:座付きボルトがあっても取り付けられる
M12座付きボルトの座金(φ45)をよけられるビス配置のため、座金側にも取り付けることが可能です。
Point 2:仮止め用の釘穴付き
ビス留め時に金物が動かないように、または位置決めができるように仮止め用の釘穴がついてます。これにより施工の精度が向上します。
仕様
用途 | リフォーム等で、梁を受けるために使用します。 |
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サイズ |
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材質 | JIS G 3101 SS400 |
表面処理 | ノンクロムラスパート処理 |
付属部品 | TMA-09・90°:ビス ACE-90 4本 TMA-18・90°:ビス ACE-90 6本 TMA-24・90°:ビス ACE-90 10本 |
梱包 | TMA-09・90°:20個/箱 TMA-18・90°:10個/箱 TMA-24・90°:6個/箱 |
施工方法
- 同梱のビスにて柱材や横架材に金物を取り付けます。
- 横架材の仕口には予め所定の位置にドリフトピンを打ち込んでおきます。(先行ピン)
※先行ピンを正しく打ち込むことにより、横架材を落とし込む際の落下防止になります。 - 横架材を落とし込んだ後、残りのドリフトピンを打ち込んで固定します。
納まり図
金物は上下対称なので左右方向の向きに関わらず取り付けができます。
水平斜め梁受用途
寸法図
特徴
Point 1:上下対称にして「L」と「R」の区別をなくす
上下を反転するとL・Rが切り替わりますので、「L」用、「R」用での発注間違いが抑制できます。
Point 2:コンパクトにすることにより2段使いが可能
既製品でできなかった2段使いを可能にすることにより梁せい300以上にも対応できます。
仕様
用途 | 平面上斜めに取付く横架材を接合する際に使用します。 |
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サイズ |
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材質 | JIS G 3101 SS400 |
表面処理 | ノンクロムラスパート処理 |
施工方法
- ボルトにて柱材や横架材に金物を取り付けます。
- 斜め梁の仕口には予め所定の位置にドリフトピンを打ち込んでおきます。(先行ピン)
※先行ピンを正しく打ち込むことにより、斜め梁を落とし込む際の落下防止になります。 - 斜め梁を落とし込んだ後、残りのドリフトピンを打ち込んで固定します。
納まり図
金物2段使いについて
梁せい300以上から、【TN-multi:水平斜梁受用途】を2段使いで使用できます。短期基準せん断接合耐力及び試験時使用木材はTN 技術資料 Step-4 接合耐力 他またはテックワン技術資料を参照ください。
タツミサポートセンター
金物についてのよくあるご質問も、お問い合わせ前に是非ご覧ください。